土曜日は知人が手に入れたという別荘を拝見しに(ちょっと盛ってるけど嘘はついてない)、串間へ!
大災害が起きるかもしれない日、ということでみんな騒いでますけど、まあなんというか根拠のないデマだということも気づいていて、普段の備えを見直す良い機会かな、という程度のさざ波でした(自分の周りでは)。先の地震の時も、マスコミが「孤立した地域が〜」とか報道される中、「最初から孤立してるしな、ワハハ」という感じで対して落ち着いた大人たちが多く頼もしかった記憶があります。もちろん、本当に永遠に孤立しては生きていけないんですが、郊外で暮らしてる人たちからは、1週間、いや1月くらいは普通に耐えるんじゃない…?っていう底力のようなエネルギーを感じます。
小川で蟹を探してみたり、たまたま見つけたベーカリーでパンとかき氷と野菜を買ったり。その後、市内に移動して道の駅で美味しいブリ丼とあら汁を食べて、近くの川で水遊びして。ただ、この川は残念ながら、(下水の完備された)都市部の方が綺麗だなと感じました。おそらく農業・畜産系の廃水が入っているのか、コケが多く水質が今ひとつな感じ。でも、これも一つの「自然」です。LED照明と化学肥料で作られた植物は有機肥料特有の臭いもないし、虫もついていなくて、人間に優しいですが、どちらかというと「人工物」に近いのでは?
どちらが良いかという議論には興味がないのですが、こうした解像度を持たない(人工物に近い自然しか知らない)人間がマジョリティとなってしまうことで世界がどうなってしまうのか、という危惧はあります。地に根ざして生きている人たちの声にもう少し耳を傾ける必要があるのかもしれません。