労働/雇用保険の次は、社会保険の算定基礎届の締切が来ます。申請自体は例年通りなんですが、なんでわざわざ日誌に残そうと思ったかというと、また電子申請にトライしようとしてしまったから…です。担当者から電話で説明を聞いて、GビズIDを用意して、、とまで進めたものの、肝心の申請アプリがWindows専用ということで終了…。
1枚きりなので、紙(郵送)で出しても大した手間ではなく、むしろ「電子申請しようとした」手間の方が圧倒的に大きくなります。業務の効率化のためにデジタル化を、と言われても、こういう落とし穴があるかもしれないと思うと、やっぱり躊躇しますし、紙だから効率が悪いかというと一概にそうも言い切れないところに難しさもあります。
さて、この社会保険の仕組みも自分は20年近くやり慣れてて今更驚きはしないのですが、会社側と社員側で折半されているということを知らない/自覚がない、という人が多いそうです。最初にそういう説明を受けていても、慣れて/忘れてしまう、というのはあるだろうし、そこをうまく狙った仕組みなのだとも思います。子育てをしてる側の立場からすると、ほとんどお金の心配をすることがなく十分な医療を受けられる、というありがたみはあるんですが、(ほとんど医者にかからない元気な)経営者としての立場から見ると毎月ん十万も払い続けるの…と気分が落ち込みます。何かを支えるためには、それを支える誰かが必要、という当たり前の話なのですが、今自分がどっち側に居て、どこが見えていて、どこが見えていないか、その現在地を確認し続けることは大切だと思います。