宮崎モスクでイフタール

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バングラデシュ人の社員に誘われて、ラマダンのイフタール(断食明けのお祈りと食事会)に参加してきました。大学の近くにこんな施設が出来てたなんて知りませんでした。海外からの大きな寄付があって建てることができたんだとか。

振る舞われたのはインドネシアの料理だそうで(写真撮り忘れた😅)、近くに座ってたミャンマー人に「これはなに?」って聞いても「わかんない。でも美味しい」みたいな感じで、イスラム教圏の中にも多様性があるみたいです。キルギス、アフガニスタン、ブルキナファソ、と色んな国から人が集まってました。子どもたちも沢山。

宮崎に来るまではイスラム教って縁遠くて、なんとなくすごく厳しいイメージだけ持ってましたが、とても寛容なところもあって、訪問者には無料で食事が振る舞われたりします。「断食も大変でしょう?」と聞くと「たいへん。でも、体の掃除ができて健康になるよ!やってみたら?」みたいな感じで、みんなで達成感を味わう楽しみもあるのかなぁと思います。満足に食べることができない人たちもいるということに思いを寄せる機会でもあるということでした。

アフガニスタンの人は「戦争から逃げてきました」と話していたそうです。お祈りの部屋にはパレスチナの旗も掲げられていました。日常の忙しさの中で、今居るここが世界の中心のように見えてしまい、つい彼らをマイノリティと捉えてしまいそうになりますが、世界に目を向けると、今ここ(日本の宮崎)に住んでいる自分たちの方が圧倒的なマイノリティです。彼らとの交流をもっと大切にして、世界に意識を向ける機会を継続的に持つべきだと改めて感じました。

IchigoDakeでラジコン制作(Rev#3-2)
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