苦節何日?ついに申告書の作成&提出が終わりました!
法人の方は税理士の先生にお願いして管理しているのですが、個人はほとんど売上もないし、ということで数年前から頑張って自力でやっていいます。去年はなんとかかんとか電子申告が出来たのですが、今年もいざその時期になると、はて?何から手をつけたら…となってしまったので、来年の自分向けのメモです。
Safariで「確定申告書等作成コーナー」にログイン(Chromeはダメと言われます)。途中でマイナポータルとの連携が何度か発生します。カードのスキャンがうまくいかない場合は、迷わず(iPhoneもしくはブラウザを)再起動!
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top
古代中国の遺跡に侵入してしまったかのような謎漢字用語が次々に現れますが、基本的には去年の申告書の控えの数字を読み返しながら、「これのことか!」とあたりをつけながら進むイメージです。いちおうヘルプは各所に用意されているので、時には頑張って読み込む努力も必要です。
源泉徴収されていて支払調書が届いているものは、月々の売り上げには入れず専用の欄に入力する、というところが最後に出てくるので、集計に混ぜ込まないようにする、というところで今年は一回手戻りが発生しました。
各ステップごとにデータ(.data)をダウンロードして保管しておけば、通信エラーやその他の用事で中断してもきちんと再開できるようです。というか前年分をとっておけば、いくらか入力の手間が省けた部分もありそうです。
そのまま最後まで進んで提出をしたら控えのPDFをダウンロードして完了です!
社会保険(健康保険、介護保険、厚生年金)が20%、所得税が10%(年収3~600万のレンジ)、市県民税が10%で大体4割とられます。残ったお金で買い物をすると、そのうちの10%が、消費税として徴収されていくことになります。半分とまではいかないけれど、それに近い金額がしっかりとられています(ガソリン税とか酒税も払ってる人はもうちょっと行くか?)。
しかし、庶民の側も負けておらず、あれやこれやを損金扱いにして(つまり、私は儲かってません!!アピールをして)ちょっとでも支払額を下げる努力を日夜行っているわけです。江戸時代から変わらぬ営みが続いている感じ。
ここまで納税の制度が複雑になったのも、そうしたせめぎ合いの結果なんでしょうけれども、どこかでもっとシンプルにして、このエネルギーを別のとこに振り向けられないものか…とつい考えてしまいます(もちろん簡単でないのは分かってますが、目指すべき状態として)。