大阪出張＆家族旅行

2023-10-25 日本語

2泊3日で大阪滞在してきました。ちょっと変則的で、初日の日曜日はクライアントと会議、夜に家族と合流して、残りの2日が家族旅行という行程です。

休み明けの月曜日なら多少は空いているだろうと期待してUSJに向かうことにしたのですが、目論見が外れてしまい物凄い人手です。たまたま電車の中で出会った親子連れに話を聞くと、運動会の代休でお休みの学校が多いそうで…。あと海外からの旅行者もほぼ曜日が関係ない様子です。朝は電車が信号のトラブルで遅れて、入場一番に取るつもりだったニンテンドーワールドの整理券はなんと「19:00~」…。この混雑の中、整理券が取れだだけラッキーなのかもしれませんが、お目当てのエリアだけ見たら夕方には帰ろうという計画は瓦解、夜まで滞在することが決定です…笑

とはいえ、9年ぶりのUSJはやっぱり楽しかったです。仕事柄か性格的にか、派手なショーやアトラクションよりも、施設の維持管理のディテールに興味がいきます。かなりの数のクルーが、常にあちこちを掃除して回っていて、誰かが溢した食べ物、飲み物もあっという間に片付けられていってしまいます。水分補給のためのペットボトルなんかも、テーマパークの雰囲気を壊さないように作り込まれているのを発見しました。

帰り際に（疲れ果てて）ベンチに座っていると、ゴミ箱を片付けに来たクルーが「お疲れ様でした。楽しんで頂けましたか？」と話しかけてきてくれて、最後は「また来て頂けたら嬉しいです」と去っていきました。隅々まで行き渡るホスピタリティに感動してファンになる人も相当数いるんじゃないかなと思います。入場料や場内での食事などに使うお金を考えると、そう簡単に何度も来れる場所ではないんですが、円安の今なら海外から来る人たちにとっては割安感もあって、とても魅力的な場所に映るはず。

最終日は午前中だけ時間があったので、梅田大丸のポケモンセンターなどを散策して来ました。ベビーカーで段差だらけの梅田ダンジョンを攻略できるのか？！と思ったけれど、思ったより簡単でした。

小さい子どもを連れて動き回ると、普段より一層、社会の成り立ちに意識が向くというか気付かされます。席を譲ろうとしてくれたり、道を開けてくれたり、眼に見える形で支援してくれる人もいますし、赤ちゃんに向かって笑顔を向けてくれるだけでも「迷惑に感じられてないんだ」と確認できるのが親にとってはありがたかったりします。