2022年は、次男の誕生という大きなイベントがありました。同居人が1名増えたのも、大きいかな。子育てが忙しくなるのはわかっていたので、仕事をセーブするつもりだったのですが、お誘い頂くとついつい「やります!」と返事をしてしまって、結局、土日も早朝も常に何かしらの締め切りに追われている状況から抜け出しきれず。睡眠は絶対削らない主義なのですが、赤ちゃんがいるとそうもいかないこともあったり…。目まぐるしい、という月並みな表現しか思いつきませんが、まさに目まぐるしくあっという間に過ぎていった1年だったと思います。
「新しい戦前」というキーワードがトレンドになっていました。敵か味方か、善か悪か、単純で分かりやすい二元論が力を増しつつある不安を時々感じます。大学を出たばかりの頃のお金も将来の見通しもなにもない時代の自分だったら、こういうトレンドに飛びついていたかもしれない、と思うからです。今考えると信じられないくらい愚かなのですが、戦争でもなんでもいいから、今の社会がいっぺんぐちゃぐちゃになってくれたらいいのに、と本気で考えていた時期が確かにありました。
この辺りまで書いたところで、子どもたちが起きてきて中断してしまいました。ちょっとした日記を書く時間すらなかなか取れませんが、少しずつでも言葉を綴っていくことは今年も続けたいと思います。ときにめんどくさい「対話」を地道に続けるしか(家庭内にせよ国家間にせよ)平和を維持する術はありません。