インボイス制度と既得権益層

2022-09-26 日本語

インボイス制度、なんだか色々ややこしくて面倒そうだなぁ、とは思うものの、一旦は預かった消費税を納めるべき人はきちんと納めましょうという意図の制度だとすると、他に仕方ないのかなと思います(要するに消極的にだけど「賛成」の立場)。

毎年すごい額の納付書が送られてきますが、もともと本来の価格に10%上乗せして請求している金額なのだから、払うお金が無いというのは変な話です。仮にそうだとするとそもそも原価割れで市場に商品(サービス)を流している歪な状態であり、価格自体を見直さねばなりません。免税事業者のままだと取引を停止されてしまう、というのも不思議な主張で、本当に必要な取引先だったら、それに応じた取引を継続するのではないでしょうか(弊社はそういう風に各パートナーと調整しています)。そもそも、免税事業者から仕入れたからといって、控除が0になるわけではないようです。よく話題になる農作物なんて10%以上の相場変動はざらだし、消費者も小売業者もそんなことで日本の農業を壊滅させようなんてほど馬鹿じゃないと思うんですが…何が起こっているんでしょうか。。

賞与を50万出そうと思ったら、会社は社会保険料諸々で合計57万くらい支出しないといけなくて、社員の手取りは約41万。これを全て買い物に使うと消費税が4万。(57-41+4)/41=48% 五公五民って江戸時代の話じゃないんですよね。 (引用追記:お金を会社から貰って使うまでの流れで半分くらいは外に流れていきます) https://twitter.com/YoseiIto/status/1551790774525706240

なんだかんだと話をややこしくして、どれくらい取られているのか分かりにくくする(痛みを軽減する?!)という意味ではよく出来た仕組みかもしれませんね(皮肉)。

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