中学生職業体験

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昨日から、中学生の職業体験の子が来てくれています。システムのメンテナンスはあまりにも地味で見せるところがないので、ロボットを使ったプログラミング体験の教材開発のお手伝いをしてもらうことに。課題に出す(ロボットを操作する)言語はIchigoJam BASIC、そのための情報収集や共有に使うマシンはRaspberry Piです。Chroniumブラウザ経由でGoogle Driveにアクセスしています。初日の後半はVS Codeを入れてみてFlutterの開発にも挑戦。これは流石にマシンパワーが足りないか…?というシーンもあったものの、どうにか動かせるようです。

どんな仕事なんですか?と聞かれてもなかなかうまく答えられない、というのは20年前から同じで結局難しい…。法人(株式会社)という体裁はあるものの、「企業/職業」というか、もう自分個人の「生き方」に近いところがあるからかもしれません。普通の人よりは知識/経験が豊富で、プログラムもちょっと書けても、そのくらいではなかなかお金を貰えるに値するような価値を生み出すことが難しいのが現実です。作ったプログラムやシステムを実際に使って大きなビジネスを動かす人が居てはじめて価値が生まれます。

プログラムというのは一つ書けば、いくらでも複製が可能なので、便利なものが出来た!と思っても、もっと大きな会社がもっと高機能なものを後からささっと作って普及させてしまう、ということも起こります。以前は高いお金を頂いて作っていたものも、今では無料(もしくは低価格)が当たり前、みたいなものも沢山あります。AIが出てきたこととで、この変化はさらに加速するだろうと思います。正直10年後に何を作って仕事をしているのか、全く予想がつきません(仕事をしなくていい世の中になってると良いんですが、なかなかそこまではいかないかも?)。

ついネガティブなとこばっかり書いちゃいましたが、未来の予想がつかない状況って、考えようによっては楽しいことだと思います。自分たちの日々やひいては社会全体が、どうやったら良い方向に進んでいくか、皆んなで考えながら色んなことにチャレンジしてみましょう!

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