いちご狩り - こくみんの入り口(仮称)

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毎年恒例になりつつある、山の上のいちごがり写真館にいちご狩りに出掛けてきました!イチゴ食べ放題だけの金額で見るとちょっとお高めではあるのですが(笑)、日本の中で数少ないフロンティア精神を垣間見れる場所なのではないかと思います。こんなところに人住んでるの?!と思えるくらい山奥の不思議な空間です。こうして人は地に満ちてきたんだなぁ、と思いを馳せながら眺める景色はプライスレス。

夕方は近所のスナックにお呼ばれして、国民民主党の新しいミーティングの立ち上げ会議?みたいなところに参加してきました。統計に現れる数字や具体的な事例をベースに主張を展開するスタイルにすごく惹かれるんですが、それが強みであると同時に弱みでもあり、大多数の人間ってもっとふわふわした共感のようなものをベースに生きているんですよね。若い頃の自分の苦労とオーバーラップしてすごく応援したくなります(真面目に論理矛盾を指摘してるつもりでも、屁理屈ばかりこねやがって、と怒られてた気がします…)。誰かを馬鹿にする意図はなく、空は青いとか海水は塩っぱいとか、そういうものと同じように、これが人間の思考の本質だと真剣に認識しています。

高額療養費の限度額変更の話題のように、今の時代の政治のほとんどはゼロサムのリソースをどう分配するか、という話に帰着します。保険料率の引き上げが同じ時期に(既に!)行われていますが、その不満を逸らすために限度額引き下げも同時に行われようとしてるんだろうな、と勘繰ってしまいます。これがまた上手いことに、野党が人道問題として扱い始めてくれているから、いつの間にか引き上げ自体は既定路線に落ち着いています。

政治は監視の対象ではありますが、期待を持ち込む場所ではありません。 村上龍 すべての男は消耗品である。Vol.1~Vol.13

写真は満開のアセビ(Google調べ)。綺麗な花ですが、毒があるそうです。

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