8/20、中小企業診断協会のセミナーで講師をつとめさせて頂きました。
中小企業のデジタル化支援というテーマで約3時間、 90名近い聴講者向けに実践課題も含めて話をしています。コロナの感染者数が高止まりしている最中なので、ほとんどはZoomでのオンライン参加でした。
(多分、慣れというより歳をとったせい?)1時間くらい何か喋ってと言われても、 そんなに困らずネタが続くようになっている気はしますが、 一方で、「いつも同じこと」を言っている感は年々強まります。 常に知識のインプットを続けないと、というのは当たり前の大前提で、インプットするソースそのものを多様化・アップデートする必要性も感じます。
でも、幸い私の周囲には70歳を過ぎても、現場でシステムの設計をやっている人もいれば、 中学生でも海外製のフレームワークを積極的に勉強して、アプリの開発をしている人もいます。
DXの「トランスフォーメーション(変質)」に一番必要なのは、日々、刺激を受ける「環境」じゃないかな、と思います。 「これって変えた方がよいかも?」「これを試してみよう」という会話と発見が自然に出てくる組織が作れたら、 あとは勝手に良いものが取り込まれて定着して行くような気がします。