OYAKOCITY こども市に出店して来ました。当日の振り返りを何点か。
こども市の出店の条件に以下のようなルールがあったのですが、今回、Minecraftのクリーパーの組み立てモデルをデザインしていたお店がありました。
著作権侵害のおそれのある出店は認められません
さてこれはどうなんだ?と「待った」が入りそうになったのですが、出店者自ら以下のガイドラインを提示して、問題はないはずだと教えてくれました。
https://www.minecraft.net/ja-jp/usage-guidelines
全部読むのは大変なのですが、今回のケース向けに大雑把に要約すると、お店の装飾や告知にMinecraft公式と誤認させるような紛らわしさがないことを前提に、以下の部分に注意すれば問題ないとの判断を運営本部に伝えました。
以下のすべての追加ガイドラインを遵守する場合に限り、お客様のユニーク デザインを特徴としたある種のハンドクラフト製品を作成し、販売することができます。
:
同じ (または実質的に類似している) デザインを使用して 20 個を超えるアイテムを作成して販売していないこと。
著作権というと、とにかく真似したらアウト!と誤解されがちなんですが、実は著作者によって様々な利用許諾(こういう風にだったら使って良いよ、という条件の提示)がなされています。それに沿う形での利用は問題ないですし、著作者の側にしても、ファンが増えてくれることはメリットになるわけですから、本来win-winなことではあります。
とはいえ、上記の一例でも、真面目に読み込もうと思ったらなかなかの時間が必要なので、運営側の限られたリソースで正確な判断を下すのが難しい、という事情があって、「認められません」という書き方になっているのだと思います。(今回は当日で売るものが確定していたから即時判断できましたが、準備前段階では「当日までガイドラインを逸脱することはなく進むか?」また、「ガイドラインそのものが改定されることはないか?」も考慮要件に入ってしまうので、どうしても難易度があがります)
写真にもあるように、商品のバスボムは赤・青・黄の3色用意していたのですが、なぜか前半から「青」ばかりが売れてゆき、最後に「赤」ばかりが残るという現象が起こりました。当日は、途中少しにわか雨はあったものの、おおむね好天に恵まれていまして、座っていても汗ばむ暑さで、自分はこの気温が影響したのではないか?つまり、涼しげな青いバスボムがより魅力的に見えたのでは?という仮説を立てています。気温の低い(=寒い)日に同じように出店したらどうなるのか?実験してみたいねと話しています。
知り合いのブースの子は、とても活発にあちこちのお店で遊びまわっていて楽しそうでしたが、お店に売り上げが立つ度にそれを握りしめて出かける、を繰り返していたようです(笑) なかなかの江戸っ子気質(宵越しの金は持たねぇ)で経済循環に一役買っておりました。
一方で、うちの子は、いくらお金を渡して「なにか買って来ていいよ」と言っても、頑なにどこにも行かず、終始店番に集中しておりました。当日は「守銭奴(笑)」って茶化されてましたけど、呼ぶなら「倹約家」タイプかな。
こういう性格の違いも若いうちに自覚しておくことで、大人になってから大事な場面での判断の助けになりそうな気がします。江戸っ子タイプの子は、衝動買いをしがちということに気をつけて普段持ち歩くお金を控えめにしておくとか、クレジットではなくてデビッドカードを持つようにするとかブレーキを用意すればいいし、倹約家タイプの子は、死蔵しているお金がないか?を定期的にチェックしたり、本当に必要なものを判断する基準をしっかり持てば良いと思います。
帰りの車の中で「さいしょは、うーんておもってたけど、たのしかった!つぎはいつかなぁ?」と言ってくれたのが印象に残ってます。
ついでにバスボム屋さんとしての成績も公開。
売上: 4650円 (150円 x 31個)
諸経費: 2202円 (重曹、クエン酸、ラッピング、etc)
出店料: 500円
差引利益: 1948円
不用品(使わないおもちゃとか椅子)とアクセサリの委託販売の利益を足すと1万円近くに届いていたので、そちらが大きかったようです。父としては家の中が少し片付いて大満足(笑)
おもちゃの電池を入れておいてあげなかったのは配慮不足だったかなと反省。(買っていってくれた子が、うごかなーい!とすかさず言いにきて気がつきました(^^;
とりあえず気づいたものだけ。