虫歯と薬

2023-04-29 日本語 /posts/2023/2023-04-29-osaka.jpg

昨日は久しぶりの歯科検診。レントゲンをとったら、黒い影が…。初期の虫歯がありますね、ということで、治療の予約を入れて帰ってきたのですが、よくよく思い出すと、7~8年前の検診でも同じことを言われています。(引越しなどの都合で)かかりつけ医が変わるたびに削られそうになるのですが、都度、もう少し様子を見させてください、と断り続けてきたことを失念していたのです。

「現代の医学は病気を治しすぎる」と思います。歯医者の件にしても、若い頃は特にお医者様の方針に異を唱えるなんて絶対にしませんでしたので、たいしたことのない虫歯でも盛大に削られしまっていたのかも、、と今になって思います。その結果、定期的に詰め物がとれたり隙間が虫歯になったりして…を繰り返して徐々に自分の歯が失われています。「小さな虫歯でもほっとくと進行して大変なことになるよ!」ということはよく言われますが、それがどんなものなのか、実際に試してみたいなと思った部分もあって、最初の治療を断ったような気もします(もう詳細は忘れてるんですけど)。結果、特に不都合はなく(レントゲンは素人ですが、大きくなってるとは思えない)、逆に、昔治療してもらったところの詰め物が数年おきにポロポロとれて歯科医にお世話になり続けるという状況です。

自分は内科なんかはしばらくかかってないですが、子どもたちが病院にかかるたびに山のように薬をもらって帰ってきます。薬をたくさん飲ませると、いかにもケアしてるという感じになるし、病院や薬局も診療報酬が手に入りますので、ある意味ウィンウィンなんですけど、その副作用について、あまりにも無頓着なのでは…という恐怖をときどき感じます。(念のため書いておくと、もちろん、今の医学で救われ繋がれて命は沢山あると思います。言及してるのは、ちょっと鼻水が出る…とかくらいの状況を気楽に薬でなんとかしようというようなケースです)