シーソー

2022-05-29 日本語 /posts/2022/2022-05-29-trip-to-osaka.jpg

夜な夜な人と会い続ける一週間の次は、大阪のクライアントの事務所で缶詰め状態の一週間。 多様な話題を頭を切り替えながら次々と話していくのも大変だけど、一つのテーマ(課題)をひたすら深掘りする会議も同じくらい疲れます。 年取ったなぁ、と思うこともしばしばですが、効率上げて色々回していかないとですね。

そうそう、私生活では我が家のメンバーが一人増えて、急に賑やかになりました(秋に増える予定のもう一人とは別!)。

先日の #Webナイト宮崎 でしんげんさんが「ツイートの仕方を忘れた」と言ってたのをふと思い出しました。 自分もまさにこんな感じで、(普段の忙しさはあるとはいえ)色々言いたいこと書きたいことがあるのに、いざこのページ(あるいはFacebookやTwitterの投稿フォーム)を開くと、手が止まってしまうという事が時々あります。

文章にまとめる力が落ちてるという点も否定はしませんが、やっぱり、色んな人生経験が一巡した部分が大きいかなと思います。 ある事象の複数の面が見えるようになると、「xxはyyだった!」と言い切ることが難しくなりますし、単なる感想程度のつもりでも、 快く感じないかもしれない誰かの顔が浮かんでくるようになったりします。

例えば、旬なところだと、インボイス制度。税金という名目で集められたお金が個人の懐にそのまま収まることがなくなるという意味では良い制度だと思うのですが、一方で、一部の零細事業者にとっては、強制的な売上減または増税のどちらを取るかという話になります。制度を歓迎している人たちと、そうでない人たちがいます。身近な仕事の話だと、クライアントがお金を出し渋る、指示を出してくれない、という噂が流れてくる一方、業者に大金を払ったのに追加費用を求められたとか、指示待ちで一向に主体的に動いてくれないという真逆の相談が来たりします。

全てのコインには表と裏があるように、同時には見えない二つ(もしくはそれ以上)の側面があって、どう頑張って書いても、どちらか寄りになるし、そもそもまだ全然知らない裏側があるのではないか…と勘ぐり出して、結局、手が止まってしまうということを繰り返している気がします。

ただ、これって、よく考えたら、シーソーの真ん中を立ってひたすらバランスを取ろうとしているようなもので、あんまり将来性がないような気がします。端っこに乗って、思いっきり体重をのせる!ってことを周りの人たちと出来るようにならないと駄目だなと思い始めています。

結論:もうちょっと日記(日誌?)を書こう!