ただのぼやきです。蓮舫議員の「2位じゃダメなんでしょうか?」って言葉が未だに周囲で引用されていることがあって、たぶん、みんなそれほど深い意図があるわけじゃなくって、なんとなく枕詞みたいに言ってるだけなんですけれど、やはりモヤッと感じることがあって書いてます。

国会議員は(多くの場合)専門家ではなくて、執行者や専門家の集団である組織に対して予算を割り振る、いわば発注者の側の立場です(本来の発注者は国民で、その代表)。例えば普通の企業とか家庭でパソコンを買おう、となった時には、それを導入する目的があるはずです(経理を省力化したいとか、年賀状の印刷をしたい、とか)。やりたいことが出来るのに十分なスペックはどのくらいですか?と電気屋さんに聞いて、予算と性能の落としどころを探ります。国家プロジェクトだから幾らでもお金(=税金)をかけて良いとはならず、やっぱり同じようにバランスをとる必要があるはず、と考えます。そうしないと、そうした研究組織の存在そのもの(高いパソコンを買うこと)が目的にすり替わってしまいます。

世界一のスペックが必要な理由を、素人である国民に分かりやすく説明するための絶好の質問だったと思うのですが、「素人が口を出して失敗した」典型事例みたいに語られるのは、どうなのかなぁ、と思う次第です。

(余談)正確な質問文を確認しようとGoogle検索したら、同じように「質問自体は悪くない」という論調の記事が出てきて、ちょっとホッとしました。